作家いしいしいんじの最新刊「みさきっちょ」
いしいしんじが三崎で過ごした奇跡の日常。
三崎の町の情景や、お店、人物などすべて実名で登場。
ドキュメンタリーのようでファンタジー。
いしいしんじの見た風景、聞こえてくる言葉、すべてがいつでも思い出せる。
きっと、自分が住むが町が、もっと好きになる一冊。
いしいしんじ
作家。船。1966年、大阪にてこの世へ進水。母港は三崎。現在、京都で操業中。この世に存在しない獲物をこの世へ引き揚げてくる延縄漁を主な漁法とする。子舟の「ひとひ」を溺愛するあまりたびたび沈没しかけ、操舵手の「そのこ」にはまったくもって頭があがらない。燃料はおもに、音楽と詩とお酒。この世でいちばん好きな場所は、晴れの日のまるいち魚店の店頭。この世でいちばん好きな音は、レコードの盤面に針が落ちたときの音。いつか三崎へ帰港する日を心待ちにしながら、風まかせ、波まかせに航海をつづけている。これまでの主な漁獲は、「ぶらんこ乗り」「かじき釣り」「港、モンテビデオ」「トリツカレ男」「ポーの話」「ある一日」「海からの風」「麦ふみクーツェ」など。
長谷川義史
1961年大阪府藤井寺市に生まれる。幼い頃から図画工作が大好きで大人になったら絵を描く人になりたいと思い育つ。22歳、徒弟制デザイン事務所に丁稚で潜り込む。24歳、プレイガイドジャーナルに初めてイラストを描く仕事も貰う、ワンカット500円。絵を描くことは諦めず続け、南河内万歳一座のチラシの絵が編集者の目に止まり2000年「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」で絵本デビュー。以後絵本創作に取り組む。すきな食べ物桃。
A5変形 190P
一部カラー 上製本
※一度本屋さんに出して戻ってきた中古本になります。中はきれいですが、帯破れや多少の折れ、スレなどがございます。そこを加味した値付けにしておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。